セッション数・UU( ユニークユーザー数)・PV(ページビュー)の違いと意味〜図書館で例えると

セッション数・UU( ユニークユーザー数)・PV(ページビュー)の違いと意味〜図書館で例えると

セッション数、UU、PVはグーグルアナリティクスの用語です。HP担当者やECショップ運営者ならよく耳にするものの、いまいち意味が分かりにくい言葉です。

ここでは、図書館で例えて、その違いと意味をわかりやすく解説します。

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「セッション数」「UU」「PV」の違い

  • セッション数(訪問数):ユーザー不問でサイト訪問された回数です。たとえば、1人の人が3回訪問したらカウントは3です。
  • UU(ユニークユーザー数):ユニークなユーザー数です。たとえば、1人の人が3回訪問してもカウントは1です。
  • PV(ページビュー):ページが表示された回数です。たとえば、同じ人が3回見たら、カウントは3です。

「セッション数」「UU」「PV」を図書館で例えると

図書館の総入館数が、セッション数といえます。同じ人が2回来たら2回とカウントします。

図書館の入館カード作成数が、UUといえます。正確に言うと、2年間入館カード作成数+既に2年前以前にカード作成し2年以内に入館した人の数です(2年というのはたとえばで、グーグルアナリティクスでは自由に期間を指定してUUを求めることができます)。

本が読まれた回数が、PVといえます。Aという本を2回読んで、Bという本を1回読んだら、3回とカウントされます。

PVとセッション数とUUを例えで図解
PVとセッション数とUUを図書館で例えると・・・

セッション数、UU、PVの意味〜SEO的にはなにをチェックすべき?

どの指標も、あげた記事やウェブサイト全体の効果を知る上で大切な指標ですが、ここはSEOの現場感というか、肌感覚というか、、担当者がなにを増加させたいか、どんなデータを大事にしたいかで変わってきます。

たとえば、総入館者数(セッション数)を増やしたいのなら、イベントや広告などを行い、人を呼び込むことになります。

また、本をたくさん呼んでほしいなら(PV)、本の良さを伝えるポップを工夫したり、新刊の取りそろえを充実したりします。

制作されたHPが「商品を売るため」、「知名度を上げるため」など、その目的に沿って、セッション数を大事にするか、PVを大事にするか、など変わってきます。

とはいえ、すべては『PVに帰結するのではないか』と(個人的には)思っています。PVが増えることは、順位が上がっていることであり、滞在時間が増えていることであり、グーグルのドメイン評価がついていることを意味します。少し荒っぽい言い方ですが、PV増加を引き起こせれば、セッション数もUUもついてきます。

以上、セッション数・UU( ユニークユーザー数)・PV(ページビュー)の解説でした。

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ヒノキブンコ

ヒノキブンコ

SEOエンジニアとして2016年に開業。 現在はWEB制作も含めIT方面から地域の企業や産業をご支援しています