アコーディオン式・折りたたみ式コンテンツ、SEO的に問題なし

アコーディオン式・折りたたみ式コンテンツ、SEO的に問題なし

アコーディオン、折りたたみ式にするシーンには以下がある。

  1. スマホだと長くなるので、全体が見えるように見出しだけを表示しておき、タッチするとコンテンツが広がる
  2. ハンバーガーメニュー(スマホのグローバルメニューをボタンで隠しておく)
  3. 上部にタブを配置し、タブを押すとコンテンツが切り替わる(解説や手順ページなど)
  4. 記事の続きを読むボタン

これらの形式はSEO的に問題ないのか?隠れている部分は検索対象になるのか?

SEO的には問題なし

アコーディオン式、折りたたみ式コンテンツはSEO的に問題ない。隠れている部分の文章もグーグルにしっかりインデックスされるのを複数のクライアントの事例で確認している。

ウィキペディアはスマホでは、コンテンツははじめ隠れている。見出しをタッチするとコンテンツが広がる折りたたみ式コンテンツだが、それも当然、ペナルティは受けていない。

実は、昔は隠れている部分はGoogleの順位評価の対象外になったり、そこに含まれるキーワードが検索結果に表示されない(=インデックスされない)懸念があった。しかし今は、グーグルはそのような処理はしていないようだ。

そもそも、ユーザービリティを向上するためのものなので、問題ない。

『記事の続きを読むボタン』だけ少し注意が必要

『記事の続きを読むボタン』だけ少し注意が必要。グーグル的には問題ないし、インデックスもつく。しかし、ユーザビリティが損なわれる可能性がある。続きを読むボタンを見かけて、読む気を無くして離脱してしまう懸念があるからだ。ユーザーの行動は結局はページ評価として返ってくる。

そのため、『続きを読むボタン』の設置はどうしても必要な場合を除いて避けた方がいい。

コンテンツをdisplay:noneで隠すのはNG

コンテンツをdisplay:noneで隠すなら話は別。このcssを入れると、ユーザーの目に触れることは永遠にない。これは隠されたコンテンツと判定され、グーグルのページ評価や検索順位を落とす可能性が高い。

まとめ

まとめると、ユーザーのためのを考えたアコーディオン、折りたたみ式は問題なし。インデックスもされる。display:noneでコンテンツを隠すのは危険。

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ヒノキブンコ

ヒノキブンコ

SEOエンジニアとして2016年に開業。 現在はWEB制作も含めIT方面から地域の企業や産業をご支援しています